媚薬の主要成分――マカについて

媚薬とは主に性的興奮や感度を上げる薬のことを言います。媚薬についての歴史は古く、古代ローマ時代やギリシャ時代の頃には存在が確認されていて、この時代ではトカゲなどを原料に作られていたと言われています。日本では江戸時代の頃には「長命丸」という媚薬があったという記録もあり、長命丸はヒキガエルの粘液やアヘンを原料に作られていたそうです。その他にも、催淫効果を持つと言われる食材が、媚薬として扱われてきたこともありました。

女性のさらなる興奮や感度アップの期待ができるものとしては主にマカ・ガラナ・ザクロ・高麗人参・大豆イソフラボンなど様々なものが効果が期待されています。

マカとは南米はペルー原産の多年生植物です。ペルーの高山地帯に住む人々に、はるか昔、3000年以上も前から利用されてきた栄養価の高い植物。「アンデスの女王」という別名もあるくらいです。マカが育つのは富士山よりも標高の高い場所で、年間の平均気温は7度、昼夜の寒暖差が30度以上にもなる過酷な環境です。そんなところで育つマカには女性の健康に役立つ成分が豊富に含まれているのです。

マカはアブラナ科の植物で、見た目はカブのような丸い形をしていて、この「根」の部分を使います。乾燥させると長期保存が可能で、ペルーの人々には欠かせない滋養強壮食として利用されてきました。

マカは炭水化物とタンパク質が主成分の根菜です。中でも良質のアミノ酸をバランスよく含んでいるので、疲労回復や滋養強壮に効果があるのです。

マカの一番の特徴成分は「アルギニン」でしょう。アルギニンとはアミノ酸の一種ですが、必須アミノ酸ではないので、体内で合成できるアミノ酸です。ただし、十分な量を作ることができないので、不足している分は食べ物から補う必要があり、「準必須アミノ酸」とも呼ばれています。アルギニンはクエン酸やビタミンB6と一緒に摂取すると効率よく摂取できるといわれているので、柑橘系の果物やお酢などと一緒に摂ると良いでしょう。

アルギニンには、男性の精力増強の他に

  • 成長ホルモンの分泌促進
  • 免疫力強化作用
  • ホルモンバランスの調整
  • アンモニアの解毒作用
  • 血行促進
  • スキンケア効果

など、美容に健康に、様々な効果効能が期待されています。

女性ホルモンのバランスを整えるということは、不妊症の改善効果も期待できるのです。男性用の精力剤にもよく利用されるマカですが、女性が妊娠しやすい体を作るためにも役立つとされています。